住宅ミニ知識

住宅造りキーワード 〜第29回〜

【住宅造りキーワード】 第10回       

住宅工事の各工種と仕様 Ⅴ

設備工事

・給水設備

一般住宅では水道本管から水道管を引き込み、その水圧力で各蛇口に給水する「直結給水方式」が採用されています。
「直結給水方式」は、2階建てまでの建物であれば直接給水が可能ですが、3階建て以上の建物は受水タンクを設けポンプアップをする必要があります。
  しかし、最近では受水槽の衛生上の問題から、3階建までの建物はポンプアップをしなくても直結給水できるエリアも拡大してきました。
前面道路に埋設された水道本管から引き込む給水主管の径は、一般住宅では最近13mmから25mm変わりつつあります。
最近の新築住宅の水洗器機は7~8ヵ所程度は設置されているので、同時に複数を使用することを考えますと20mm以上の口径は必要です。
  また、新築時に新たに水道を設置する場合には、水道工事費用の他に水道を利用するための費用として「水道加入金」を負担が発生します。
費用は水道メーターの口径により決められ、水道市納金、水道加入負担金、権利金、局納金、供託金などと言われています。 
 尚、ほとんどの施工会社の見積書では、外部の工事と内部の工事に分けた見積もりとなり、外部給排水工事、内部給排水工事等の項目になりますが、給水と排水の工事が含まれます。
状況によっては外部の工事に予想以上の金額が発生することもありますので、あらかじめ概算金額を提示してもらうことも大事です。

モリス住宅総合研究所  

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