住宅ミニ知識

住宅四方山話 〜第15回〜

【住宅四方山話】  

これから土地を購入し家を建てる方へのアドバイス土地の購入に当たっての注意点。(地震・津波・液状化・崖崩れ) 

前回も述べておりますように、地盤や海抜や河川との関係や山際面(崖)との関係等様々な観点からチェックを行った上で判断することが重要です。

①地盤

むかし、川、水田、沼、海岸などがあった場所を埋め立てたり、造成をした場所は軟弱な地盤と考えるべきです。最近では古地図などを参照して検証を行う事もはやっているようですが、県で出している防災マップなどに地盤の状況や液状化の危険度などが示されているのでインターネットを活用し検索すると良いでしょう。

静岡県防災GIS情報閲覧ページ

http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/shiraberu/map/maps.html

「表示する情報」の右枠矢印 ▽をクリックすると様々な表示可能な項目が示されます。「表層地質」をクリックすると地盤色相図が出てきますので知りたい地域へカーソルを移動させ、クリックすれば概要が把握できます。この検索方法は意外と知られていません。

※「表層地盤」の項目もありますが少々みにくいので上記がお勧めです。

■埋立地 ■泥質地盤 ■砂泥質地盤 ■砂質地盤 の地域は要注意です。

推定液状化危険度(東海地震)の項目もありますのでチェックしてみてください。

 ②海抜や河川との関係や急斜面(崖)

津波を考えると海抜も気になるところです。このデータも上記HPで見ることができますが、海抜簡易表示が3M、5M、10Mまでの表示となっていますので、国土地理院のHPで検索すれば定点の海抜が示されていますのでその地域のおおよその海抜が把握できますし、河川や水路の様子や谷(山間の懐になった地域で、昔河川が蛇行して澱みとなって砂や泥が堆積している場所が多く、地盤が良くないケースが多い)の状況が良く分かります。

地図閲覧サービスページ

http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?meshcode=52383255

  

 モリス住宅総合研究所  

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